オリンポス債権回収の「債権譲渡及び債権譲受通知」が赤い封筒で届いたら

オリンポス債権回収から赤い封筒が届いた場合の対処法

オリンポス債権回収とは

アプラス、CFJ(アイク、ディックファイナンス)、武富士、プライメックスキャピタル(キャスコ)、NISグループ(ニッシン)などの借金を滞納していると、オリンポス債権回収(札幌市)から「債権譲渡及び債権譲渡通知」などの請求書が赤い封筒で届くことがあります。

オリンポス債権回収は現在の債権者(合同会社OCC、エムズホールディング株式会社、有限会社ラックスキャピタル、株式会社キュ・エル、株式会社MK.インベスターズなど)から借金の管理回収業務の委託された債権回収会社(サービサー)です。

「債権譲渡及び債権譲受通知」には以下のような記載があります。

『さて、株式会社クリバース(以下、「譲渡人」おいいます。)は、○年○月○日をもって、貴殿に対して有していた金銭消費貸借契約に基づく貸金債権(既に発生した利息・遅延損害金又は今後発生する遅延損害金を含む。以下、併せて「譲渡債権」といいます。)を、有限会社ラックスキャピタル(以下、「譲受人」といいます。)に対し譲渡し、譲受人はこれを受けて債権を譲り受けましたので、民法第467条及び貸金業法第24条2項に基づき、譲渡人、譲受人連署にて通知いたします。譲受人は、同日、債権管理回収業に関する特別措置法に基づきオリンポス債権回収株式会社に対し、これら譲渡債権の管理回収業務を委託しましたので併せて通知いたします』

色々と書いてありますが、債権が転々と譲渡されて現在の債権者がラックスキャピタルで、同社がオリンポス債権回収に回収業務を委託したという内容です。

このほかにもリラエンタープライズ株式会社(もともとの社名はアース株式会社、株式会社さくらパートナー、RHインシグノ株式会社)から株式会社MK.インベスターズへ債権が譲渡され、MK.インベスターズが譲り受けた債権の管理回収業務をオリンポス債権回収に委託している事例もあります。

時効の可能性を検討する

借金は最後の返済から5年が経過すると時効になります。よって、5年以上返済をした覚えがない場合は時効の可能性があります。

時効かどうかは請求書の中に「最終約定弁済期日」「最終弁済期日」という項目があれば、その日付が5年以上前かどうかで確認できます。

もし、最終約定弁済期日の記載がない場合は、【原契約に関する表示】の「原契約年月日」で当初の契約日がどれだけ古いかを確認したり、「遅延損害金年率」が記載されていれば、それをもとに5年間で発生する損害金の額を計算することができるので、もし、それ以上の損害金が記載されていれば時効の可能性があると判断できます。

なお、「前債権者から現在の債権者への債権譲渡日」、「債権者からの管理回収業務委託日」は時効とは直接関係ありませんが、これらの日付が5年以上前であれば、少なくともそれよりも前から滞納していたことになるので、時効の可能性を判断するうえで参考にはなります。

あとは、ご自身の記憶で5年以上返済していなければ時効の可能性があるので、請求書の記載がすべて正しいというわけではありません。

電話をすることのリスク

債権譲渡及び債権譲受通知には以下のような記載もあります。

『なお、下記譲渡債権の内容等についてご不明な点がある場合は、お手数ですが、上記受託会社連絡先の担当者までお問い合せ下さいますようお願い申し上げます。また、下記記載「利息制限法にて引き直し計算実施後の残高」が、譲渡基準日時点の貴殿の債務額となりますのでご確認ください。お客様には何かとご不便をおかけいたしますが、ご理解賜りますようお願い申し上げます』

なにかわからないことがあったらお気軽にお問い合わせくださいという内容ですが、安易に連絡をしてしまうと取り返しのつかない事態に陥ることがあるのでご注意ください。

なぜなら、5年以上返済をしていなくて時効の可能性があるような場合に、オリンポス債権回収へ電話連絡はしてしまって、もし、返済の話をしてしまうと時効が中断してしまうことがあるからです。

その他にも借金の一部を返済してしまったり、分割和解の和解書にサインして返送したような場合は時効がリセットされます。

ただし、電話で返済の話をした程度であれば、必ずしも時効が中断するとは言い切れないので、もし、時効に気づかずに電話をしてしまったような場合でも、まずはご相談ください。

時効を中断させる行為

☑ 時効期間の経過に気づかずに電話で分割条件の話をしたり、減額のお願いをする
☑ 残っている残高の一部を指定口座に振り込んでしまう
☑ 今後の返済の話をつけて和解書にサインする

時効が10年に延長される場合

通常の時効期間は5年ですが、2倍の10年に延長されることがあります。それは過去に相手から裁判を起こされていて以下の債務名義と呼ばれるものを取られている場合です。

債務名義とは・・・確定判決、仮執行宣言付支払督促、和解調書、調停調書

確定判決や仮執行宣言付支払督促を取られていると、その時点から時効が10年延長されます。

また、裁判上で和解が成立している場合や、自分で裁判所に特定調停の申し立てをしている場合は、最後の返済から10年以上経過していないと時効になることはありません。

よって、債務名義を取られてから10年以内の場合は時効が成立することはありません。これに対して、すでに債務名義を取られてから10年以上が経過しているのであれば時効の可能性があります。

当事務所ではこれまでにオリンポス債権回収に関する数多くのご相談やご依頼をお受けしておりますが、債務名義を取られているケースというのは圧倒的に少ないです。

また、債務名義を取られていても、すでに10年以上経過していたために時効が成立した事例も多数あるので、過去に裁判所から訴状や支払督促などが届いた覚えがあっても、まずは諦めずにご相談ください。

時効の援用をする

最後の返済から5年以上が経過しているからといって、自分で勝手に時効だと決めつけて請求を放置しているだけでは時効は成立しません。

見て見ぬふりをしたり、現実から目をそらして請求書を捨てても、時効が自動的に成立することはありませんので、オリンポス債権回収からの請求も止まることはありません。

よって、時効の可能性がある場合は時効の援用をおこなう必要があります。具体的な方法に決まりはありませんが、きちんと証拠を残しておくためにも配達証明付きの内容証明郵便が一番確実です。

オリンポス債権回収の場合、請求を放置し続けていると実際に自宅まで調査会社が訪問してきたり、裁判所に訴えを起こされる可能性があります。

もし、裁判所に訴えられた場合は特別送達で支払督促という書類が届きます。もし、支払督促まで放置した場合は、すでに述べたとおり時効が10年延長してしまうのでご注意ください。

時効援用のデメリットと信用情報

オリンポス債権回収に対して、時効の援用をおこなうことで、何かデメリットがあるのではないかと心配されたり、自分の信用情報に傷が付くのではないかと誤解されている方がいます。

この点については、特にデメリットはありません。時効の援用をすることで支払い義務が消滅しますが、もし、債務名義を取られていて時効が成立しないとしても、それ以上のデメリットはありません。

なお、信用情報についても時効の援用をすることで、ブラックリストと言われるような事故情報が新たに掲載されるようなこともありません。

そもそも、当初の借入先であるCFJや武富士はすでに貸金業を廃業しており、オリンポス債権回収に回収業務を委託している現在の債権者も、JICCやCICなどの信用情報機関に登録できる貸金業者ではありませんので、オリンポス債権回収から請求が来た時点で事故情報はすでに抹消されています。

ご自分で対応ができない場合

相手は借金回収のプロですからご自分での対応にはリスクが伴います。もし、ご自分で対応できそうにないと思われる場合は専門家にご相談ください。

当事務所にご依頼された場合、時効の中断事由(直近10年以内に裁判所で判決などを取られて居ないか)を調査したうえで確実に時効の援用をおこないます。

また、ご依頼頂くことでオリンポス債権回収からの直接請求が止まります(ただし、損害金を除いた借金の元金が140万円以下の場合に限ります)。

もし、10年以内の債務名義が存在していて、時効の条件を満たしていない場合は分割和解の交渉をに移行することも可能です。

また、オリンポス債権回収以外にも時効対象外の多額の借金があるような場合は、無理に分割返済をするよりは全部まとめて裁判所に自己破産を申し立てることでリスタートする方がよい場合もあります。

時効の条件をその時点で取ることができる選択肢をご提示いたしますので、どうしてよいかわからない場合はお一人で悩まずにまずは当事務所までお問い合わせください。

消滅時効援用サービスはこちら

遠方の場合

当事務所にお越し頂くことができないは内容証明作成サービスでの対応となります。こちらは当事務所が内容証明の作成と発送をおこなうことによって時効の援用をおこなうサービスです。

最後の返済から5年以上が経過しており、かつ、直近10年以内に判決を取られていない限りは、当事務所が作成する内容証明郵便による時効の援用によって借金の支払い義務がなくなります。

1日でも早く借金から解放されたい場合は、最短でご相談頂いたその日に内容証明郵便の発送をおこなうことが可能です。

これまでに1000人を超える方がご利用されておりますので、ご希望の場合は営業時間内にお電話頂くか、LINEやメールであれば24時間ご相談を受け付けておりますのでご利用ください。

内容証明作成サービスはこちら

お問い合わせ

当事務所はこれまでに4000人を超える方の借金問題を解決しており、オリンポス債権回収への時効実績も豊富です。

オリンポス債権回収から請求が来てどうしてよいかわからない場合はお気軽にご相談ください。

いなげ司法書士・行政書士事務所

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